BOOKS

LOGOS

OTHERS

デザイン事務所アトズ代表。長野県千曲市生まれ。長野県屋代高等学校卒業。日本大学芸術学部美術学科VCコース卒業。角田純一氏に師事し、のちに独立し現在に至る。本のデザインやロゴのデザインなどさまざまなご要望にお応えします。時代性や個性はとても大切ですが、おなじく普遍性も大切です。論理的には相入れないような両極端の要素ですが、デザイン的には可能なことだと信じて取り組んでいます。

突飛なデザインに見えますが、企画書を読んだ瞬間からほぼ頭に浮かんでいたイメージのまま。担当編集者ともあ・うんの呼吸で、イラストレーター、カメラマン、スタイリスト、制作チーム全員で細部のイメージまで共有できました。つまり最高に純粋なデザインです。レシピページは、全工程に写真を挿入するなど、分かりやすく、誠実さにもこだわりました。

偉大なるチキン野郎―伝説の鶏レシピ108

偉大なるチキン野郎

DIYの達人中山茂大さんの著作。失敗とリカバリーを繰り返す、まさに七転八倒のキャンプ場作りの様子が綴られる実録エッセイ。キャンプ場づくり＆ワンオペ経営のノウハウを、笑いながら、ときには泣きながら学べます。

2000坪の荒れ地をひとりで開拓してキャンプ場をつくったオーナー七転八倒DIY奮闘記

リレーのバトンのように「つなげていく」という意味が込められた「Baton（バトン）」。東日本大震災で大きな被災をした宮城県は、震災の記憶の風化防止や災害からの教訓の伝承に取り組み、県外の人や震災を知らない若い世代を含め幅広い世代の人に、復興や伝承に関心を持ってもらうことで、より多くの人に被災地へ足を運んでもらうことを目的に発信しています。13号目となる今回のテーマは特集は「災害と観光の復活」。特集は「〈食〉を起点とした創造的復興」。

宮城県広報誌　Baton　vol.13

Baton　vol.13

徳島県は那賀町木頭（きとう）にある木頭図書館。木頭の名産である「太布」「木頭杉」「木頭ゆず」そして木頭の近くでしか確認されていない残り20数頭の「四国のツキノワグマ」でロゴを作りました。図書館の横を流れる清流那賀川の流れに乗って、みなさんの元に届くことを願っています。

徳島県那賀町木頭図書館のロゴ

木頭図書館

2021年に刊行され大きな反響があった前作『ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究記』の第2弾である。今回はヒルの一生のうちで目撃例がほぼなかった「産卵の瞬間」の撮影とヒルの「脱皮」の詳細な調査をまとめています。食い入るように小さな宇宙を覗き込むヒル研の子どもたちと、同調するような眼差しで装画を描いてくれたのは、イラストレーターのPeccoさん。

拡がるヒルと脱皮の謎 ぼくらのヤマビル研究記

拡がるヒルと脱皮の謎

北海道大学CoSTEPの実習として、企画から取材・執筆・本文イラスト制作まで、受講生自身が先生たちと取り組み出来上がった本です。ゆえに、問題提起から、解決に近づけるための議論がとても純粋で分かりやすい。表紙では、その分かりやすさをストレートかつ印象的にに表現したかった。

外来種がいなくなったらどうなるの? SF思考で環境問題を考える

外来種がいなくなったらどうなるの? 

装丁と装画を担当しました。子どもたちが展開するストーリーの舞台は夏休み。夏休みならではの、ちょっと特別な夜の晩餐のイメージです。スパイスを口に入れたときの、一瞬で別世界に飛んでいってしまいそうになるファンタジーな感覚をデザインしました。

印度カリー子のカレーとスパイスのひみつ

カレーとスパイスのひみつ

インド生まれのカレー風味の炊き込みご飯「ビリヤニ」。ひとりぶんシリーズならではの簡単レシピで、使う主な道具は、フライパンと炊飯器。さらにお米はバスマティライスと日本米も。具材も豊かで、これ一冊でたくさんのビリヤニが作れます。バリエーション感を出したいということで、カバーはふたつの器がそれぞれ両端で切れる変則的なレイアウトに。その先にたくさんのビリヤニをイメージできるように工夫した。

ひとりぶんのビリヤニ

2014年に発刊された『不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書』を再構成、加筆修正され、文庫化されたもの。物語の中の邪悪な存在というイメージがある魔女ですが、一方、薬草について豊富な知識を持ち、人のために医療行為を行う賢い女というイメージもある。より現実的なものとしても、捉えてもらおうというねらいで、装画は服部あさ美さんに鉛筆デッサンで描いていただいた。

魔女の植物園 魔女が大切にする37の植物

魔女の植物園

まさに運命の分かれ道といったイメージで、各界の著名人や作品にも取り上げられるY字路。しかし、その成り立ちを紐解いてみると、町のさまざまな様相が見えてくる。「ワイ、ジロー」が口癖のジローくんを、著者重永さんのおたすけ案内人（猫）に添えてデザインをスタートしました。このお仕事以来、Y字路が気になって仕方がない。

Y字路はなぜ生まれるのか

江戸幕府は、1603年からおよそ265年間続きました。その間、徳川将軍家は支配体制を整備し、15人の将軍のもとで政治は安定し、産業や文化が大きく発展しました。しかし、黒船の来航など外交政策をめぐって権威を弱め、日本は明治時代という新たな時代をむかえました。本書では、15人の徳川歴代将軍の伝記と、代表的な政策、当時の社会について紹介しています。

ビジュアルでつかむ！ 天下統一と江戸幕府 徳川15代将軍と江戸時代265年

徳川15代将軍と江戸時代265年

江戸幕府をひらいた武将徳川家康。家康は徳川家の世襲の仕組みを整え、徳川家が統治する平和な時代は265年ほど続きました。織田信長や豊臣秀吉ですら成しとげられなかった、後継を育てるしくみも完成させました。本書では、家康の伝記と、代表的な戦や政策、当時の社会について紹介しています。学校・公共図書館用書籍。